「リモコンを押してもエアコンが動かない」
「運転ランプは点くのに、室外機がまったく動いていない」
夏や冬のピーク時にこの症状が出ると、とても困りますよね。
実はこのトラブル、故障とは限らないケースも多く、原因を切り分けることで自分で解決できることもあります。
この記事では、
「エアコンが付かない・室外機が動かないときに考えられる原因と対処法」を、現場目線でわかりやすく解説します。
まず確認したい基本チェック項目
修理を呼ぶ前に、以下の点を必ず確認してみてください。
① ブレーカーが落ちていないか
意外と多い原因です。
- エアコン専用ブレーカー
- 分電盤の主幹ブレーカー
このどちらかが落ちていると、室外機は動きません。
一度ブレーカーを「入→切→入」とリセットしてみましょう。
② リモコン設定の確認
設定ミスでも室外機は動きません。
- 運転モード:冷房/暖房/除湿になっているか
- 設定温度:室温より極端に近くないか
- タイマー:入・切タイマーが設定されていないか
特に季節の変わり目は「暖房のつもりが送風だった」というケースがよくあります。
③ 室外機の周囲を確認
室外機が安全装置で止まることもあります。
- 室外機の前後が物で塞がれていないか
- 落ち葉・雪・ゴミが詰まっていないか
通気不良になると、室外機は動こうとしても止まることがあります。
室外機が動かない主な原因
基本チェックで改善しない場合、以下の原因が考えられます。
原因① エアコンの保護運転(故障ではない)
エアコンは自己保護機能が非常に優秀です。
- 電源を入れてもすぐに室外機が動かない
- 数分~10分ほどしてから動き出す
これは異常ではありません。
特に冬場の暖房時や、電源を入れ直した直後に起こります。
👉 10分ほど様子を見るのも大切です。
原因② コンセント・電源系統のトラブル
- 室外機側の電源が来ていない
- 電源プラグの接触不良
- 電圧異常
この場合、見た目では判断できません。
専門的な点検が必要になります。
原因③ 室外機基板・電子部品の故障
よくある修理原因です。
- 雷の影響
- 経年劣化
- 虫や水分の侵入
特に10年以上使用しているエアコンでは、基板不良の確率が高くなります。
原因④ 室外機ファン・圧縮機の不具合
- ファンモーターが回らない
- コンプレッサーが起動しない
この場合、
「室内機は動くけど、冷えない・暖まらない」
という症状が同時に出ることが多いです。
やってはいけないNG対応
焦って次のような行動をすると、かえって故障を悪化させることがあります。
- 室外機を叩く
- 何度もブレーカーを上げ下げする
- 無理に分解する
異音・焦げ臭いにおいがする場合は、すぐ使用を中止してください。
修理か?買い替えか?判断の目安
修理を検討した方がよいケース
- 使用年数:10年未満
- 修理費用:3〜5万円以内
買い替えを検討した方がよいケース
- 使用年数:10年以上
- 基板・圧縮機交換が必要
- 修理費用が高額(5万円以上)
最近のエアコンは省エネ性能も大きく向上しています。
修理費用次第では、買い替えの方が長期的にお得な場合もあります。
まとめ|室外機が動かないときは落ち着いて確認を
「エアコンが付かない・室外機が動いていない」という症状は、
- 設定・電源の確認
- 一時的な保護運転の可能性
- 機器の経年劣化・故障
この順番で切り分けることが重要です。
無理に使い続けず、
「おかしいな」と思ったら早めに専門業者へ相談することで、
被害や修理費用を最小限に抑えられます。


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