―カビ対策・効果・正しい使い方を徹底解説―
「内部クリーンって本当に意味あるの?」
「自動で動いてるけど、効果あるのか分からない」
「結局クリーニングは必要?」
最近のエアコンにはほぼ標準搭載されている内部クリーン機能。
しかし実際のところ、「何をしているのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、空調の現場視点から
- 内部クリーン機能の仕組み
- 本当に効果はあるのか
- カビは防げるのか
- 電気代はどれくらいかかるのか
- プロのクリーニングとの違い
を分かりやすく解説します。
内部クリーン機能とは?
内部クリーンとは、冷房や除湿運転後にエアコン内部を乾燥させる機能です。
冷房運転をすると、熱交換器に結露(水分)が発生します。
この水分を放置すると、カビや雑菌が繁殖する原因になります。
内部クリーンは運転停止後に
- 送風運転
- 弱暖房運転
- ナノイーやプラズマ放出(機種による)
などを行い、内部を乾燥させます。
つまり、カビの“原因”を減らす機能なのです。
結論:内部クリーンは「意味ある」
結論から言うと、内部クリーンは意味があります。
ただし、「完全にカビを防ぐ機能」ではありません。
効果がある理由
カビは
- 水分
- 温度
- 汚れ
が揃うと繁殖します。
内部クリーンはこのうちの水分を減らす役割を担っています。
つまり、カビの発生リスクを下げる予防機能です。
それでもカビは生える理由
「内部クリーンしてるのにカビ臭い」
この相談は非常に多いです。
理由は以下の通りです。
① フィルターの汚れ
ホコリが溜まるとカビの栄養源になります。
② ドレンパンの汚れ
水が溜まる部分に汚れが残ると繁殖します。
③ 高湿度環境
梅雨時期は乾燥が追いつかないこともあります。
内部クリーンは万能ではなく、補助機能という位置づけです。
電気代はどれくらい?
内部クリーンの消費電力は機種によりますが、
- 約5〜30分運転
- 電気代は1回数円〜十数円程度
大きな負担にはなりません。
「電気代がもったいないから切る」というよりは、
使った方が長期的にメリットが大きいといえます。
内部クリーンは毎回使うべき?
答えは「冷房・除湿を使った日は基本ON推奨」です。
特に
- 湿度が高い日
- 長時間冷房を使った日
- 部屋干しをした日
は内部に水分が多く残ります。
自動設定がある場合はONのままで問題ありません。
プロのクリーニングは不要?
これはよくある誤解です。
内部クリーンは表面の乾燥のみです。
内部の奥深く(ファン・ドレンパン内部)までは洗浄できません。
そのため
- 2〜3年に1回の分解洗浄
- 異臭が出たらクリーニング
は必要です。
内部クリーンは「日常予防」、
プロ洗浄は「リセット」と考えると分かりやすいでしょう。
内部クリーンをより効果的にする方法
① フィルターは月1回掃除
自動掃除付きでもホコリは溜まります。
② 冷房設定温度を下げすぎない
極端な低温は結露量が増えます。
③ 部屋の湿度管理
湿度60%以下が理想です。
④ 冷房停止前に送風運転
10〜20分送風するだけでも効果的です。
内部クリーンが向いている人
- 小さなお子様がいる家庭
- カビ臭が気になる方
- 分解洗浄の頻度を減らしたい方
- エアコンを長持ちさせたい方
内部を乾燥させることで、結果的に部品寿命の延長にもつながります。
まとめ:内部クリーンは「予防機能」
エアコンの内部クリーン機能は、
✔ カビの原因(水分)を減らす
✔ 電気代はほぼ気にならない
✔ 毎回使うのがおすすめ
✔ ただし分解洗浄の代わりにはならない
という特徴があります。
「意味ある?」という疑問に対する答えは、
意味はある。ただし過信は禁物。
上手に活用しながら、定期的なメンテナンスを行うことが
快適で清潔な室内環境を保つポイントです。


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