エアコンの取り付け費用は、依頼する業者や設置環境によって金額が大きく変わります。
「相場がわからず不安…」
「追加費用って本当に必要なの?」
と感じている方も多いはず。
この記事では 2026年の最新相場 と 追加費用の仕組み、そして 失敗しない業者選びのポイント をわかりやすく解説します。
■ 2026年|エアコン取り付け費用の相場
エアコン取り付けの一般的な相場は以下の通りです。
● ① 新規取り付け(標準工事)
| エアコンの種類 | 取り付け費用の相場 |
|---|---|
| 6畳用(2.2kW) | 13,000〜20,000円 |
| 8〜10畳用 | 15,000〜25,000円 |
| 14畳用以上 | 18,000〜30,000円 |
※「標準工事」は、壁穴あり・配管4m以内・室外機は地面またはベランダ置きの場合。
■ よく発生する「追加費用」の相場と理由
追加費用が発生する原因の多くは、現場の状況による工数・材料費の増加です。
● ① 配管延長(1mあたり)
1,500〜4,000円
理由:既定の4mでは届かないため追加の配管材料が必要。
● ② 室外機の特殊設置
| 方式 | 追加費用の目安 |
|---|---|
| 壁面金具・二段置き | 8,000〜15,000円 |
| 屋根置き | 8,000〜18,000円 |
| 天吊り設置 | 10,000〜20,000円 |
高所や特殊架台は、安全作業のため追加スタッフ・部材が必要。
● ③ 配管穴あけ
3,000〜8,000円
※鉄筋コンクリート造は不可のケースが多いため注意。
● ④ 廃材回収・既存エアコンの処分
| 内容 | 費用 |
|---|---|
| 既存エアコン取り外し | 4,000〜8,000円 |
| リサイクル回収 | 1,500〜2,500円 |
● ⑤ 化粧カバーの取り付け
・室内用:8,000〜15,000円
・室外用:6,000〜12,000円
化粧カバーは見た目の向上だけでなく、耐久性アップにも効果があります。
■ 追加費用でトラブルになりやすいポイント
エアコン取り付けで最も多いクレームは “当日の追加費用” です。
その理由は以下の通り:
- 現地を見なければ判断できない作業が多い
- 量販店の表示価格が「最低限の標準工事」である
- 建物の構造により工事内容が大きく変わる
- 引越し物件は事前確認が難しい
しかし、悪質 な業者はこれを悪用して、不要な追加費用を請求するケースもあります。
■ 失敗しない業者選びのチェックポイント
✔ ① 追加費用を明確に提示してくれるか
良い業者ほど、事前に“追加費用の可能性”を丁寧に説明します。
✔ ② 実績数・口コミが安定している
施工写真・事例があると安心。
Google口コミも参考になります。
✔ ③ 自社施工かどうか
量販店は下請け業者が来ることがほとんど。
担当者のスキル差が大きいことが難点。
自社施工の業者は、
・保証が明確
・施工品質が安定
というメリットがあります。
✔ ④ 保証の範囲がはっきりしている
工事保証は 最低1年 が一般的。
アフターフォローの有無も確認を。
■ トラブルを防ぐための事前チェック
以下の項目を依頼者自身が確認しておくと、追加費用の発生を抑えられます。
- 配管穴は既に空いているか
- 室外機の置き場所はどこか(ベランダ・壁面・屋根など)
- 配管の長さは足りるか
- 電源の位置(コンセントの種類・電圧)
- 化粧カバーの必要性
- 建物構造(木造・鉄骨・RC)
建物図面がある場合は、事前に共有するとよりスムーズです。
■ 2026年のエアコン工事は「人手不足で予約が取りにくくなる」傾向
2025年あたりから続く職人不足により、
2026年も「繁忙期に工事が取れない」問題が加速すると見られます。
特に
・6〜8月(冷房)
・11〜2月(暖房)
は混雑しやすく、早めの予約が必須。
■ まとめ:相場を知れば追加費用も怖くない
エアコン取り付けは、建物・環境によって大きく料金が変わります。
相場や追加費用を事前に理解しておくと、トラブルを避けられ、安心して業者に依頼できます。
■ エアコン工事のご相談はお気軽に!
- 取り付け費用の見積もり
- 追加費用の不安
- 機種選びの相談
- 他社見積もりのセカンドオピニオン
など、何でもご相談ください。
地元密着の施工店として、丁寧に対応いたします。


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