エアコンを使っていて「冷えない」「ぬるい風しか出ない」「効きが悪い」と感じたことはありませんか?その原因のひとつとして多いのがエアコンのガス漏れ(冷媒漏れ)です。
特に夏の冷房シーズンや冬の暖房シーズンに突然効きが悪くなる場合、内部の冷媒ガスが不足している可能性があります。本記事では「ガス漏れの症状とは?」をテーマに、原因・確認方法・修理費用の目安・予防策まで詳しく解説します。
エアコンのガスとは?役割を簡単に解説
エアコンには「冷媒ガス」と呼ばれるガスが封入されています。この冷媒は室内の熱を吸収し、室外機で放出する役割を担っています。
家庭用エアコンでは現在、主に R32 や R410A などの冷媒が使用されています。
この冷媒が不足すると、熱交換が正常に行われず、冷暖房能力が大きく低下します。
ガス漏れの主な症状とは?
① 冷房が効かない・風がぬるい
もっとも分かりやすい症状です。設定温度を下げても部屋が冷えない場合、冷媒不足が疑われます。
- 風は出ているが冷たくない
- 室温がなかなか下がらない
- 以前より冷えが弱い
これらは典型的なエアコンガス漏れの症状です。
② 室外機の配管に霜や氷がつく
冷媒不足が起こると、圧力バランスが崩れ、配管部分に霜や氷が付着することがあります。
- 細い銅管が凍っている
- 室内機の熱交換器が凍る
- 水漏れが発生する
霜取りが頻繁に起こる場合も注意が必要です。
③ 運転音が変わる・コンプレッサーが止まる
冷媒が不足すると、圧縮機(コンプレッサー)に負荷がかかります。
- ブーンという音が弱くなる
- 異常停止を繰り返す
- エラー表示が出る
最近の機種ではエラーコードで知らせる場合もあります。
④ 暖房の効きも悪くなる
冷房だけでなく、暖房能力も低下します。ヒートポンプ方式は冷媒循環が基本のため、ガス漏れは冷暖房両方に影響します。
なぜガス漏れが起こるのか?
エアコンの冷媒は基本的に減るものではありません。自然に消耗することはなく、減っている場合はどこかで漏れています。
主な原因は以下です。
- 配管接続部の施工不良
- フレア接続の緩み
- 経年劣化による腐食
- 室外機移動時の損傷
- 地震や振動の影響
特に設置から数年以内に冷えなくなった場合は施工不良の可能性が高いです。
ガス漏れを自分で確認できる?
完全な判断は専門業者でなければできませんが、以下のチェックは可能です。
✔ 設定温度を最低にしても冷えない
✔ 配管に霜がついている
✔ フィルター掃除をしても改善しない
ただし、冷媒の補充は必ず有資格者による作業が必要です。誤った作業は故障や事故につながります。
ガス漏れ修理の費用目安
修理費用は状況により異なります。
| 内容 | 費用目安 |
|---|---|
| ガス補充のみ | 15,000円~25,000円 |
| 漏れ箇所修理+補充 | 25,000円~60,000円 |
| 配管交換 | 40,000円以上 |
※機種や設置状況により変動します。
単なる補充だけでは再び漏れる可能性があります。必ず漏れ箇所の特定と修理が重要です。
放置するとどうなる?
ガス漏れを放置すると以下のリスクがあります。
- 電気代が高騰する
- コンプレッサー故障
- 完全に冷暖房不能になる
- 修理不能で買い替えになる
特に圧縮機故障は高額修理につながります。
ガス漏れを防ぐポイント
- 信頼できる施工業者に依頼する
- 引越し時の再設置は慎重に
- 定期点検を実施する
- 室外機を無理に動かさない
業務用エアコンの場合は定期点検が特に重要です。
まとめ:ガス漏れの症状とは早期発見がカギ
エアコンのガス漏れは「冷えない」「ぬるい風」「霜がつく」などの症状で現れます。
冷媒は本来減らないものです。減っている場合は必ず原因があります。
- 冷えが悪い
- 配管が凍る
- 暖房が弱い
これらの症状が出たら、早めに専門業者へ相談しましょう。
早期対応が結果的に修理費用の削減につながります。


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