業務用エアコンの入替や修理依頼の際に、必ず聞かれるのが「型番(形式)」です。しかし、「型番のどこを見ればいいの?」「数字やアルファベットの意味は?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。
本記事では「業務用エアコン 型番 見方」「エアコン 形式 調べ方」「型番 意味」などの検索キーワードを意識しながら、業務用エアコンの型番を正しく理解するための基本知識を解説します。
なぜ型番が重要なのか?
業務用エアコンは、メーカー・シリーズ・能力・電源仕様などによって細かく分類されています。
型番が分からないと…
- 正確な見積りが出せない
- 修理部品が特定できない
- リモコンや基板の互換性が確認できない
- 冷媒ガスの種類が判別できない
特に修理や更新の場面では、型番情報が最優先事項になります。
型番はどこに書いてある?
業務用エアコンの型番は、主に以下の場所に記載されています。
■ 室内機の側面または下面
銘板(シール)に記載されています。
■ 室外機の側面
大きなシールに「形式」「製造番号」などが明記されています。
■ 取扱説明書・保証書
設置時の書類にも記載があります。
写真を撮って業者へ送るのが最も確実です。
型番に含まれる主な情報
メーカーごとに形式は異なりますが、一般的に以下の要素が含まれます。
① メーカー記号
最初のアルファベット部分がメーカーやシリーズを示します。
② 能力(馬力・kW)
数字部分が冷暖房能力を表します。
例:40 → 約4馬力クラス など
③ 電源仕様
三相200V、単相200Vなどの区分が含まれることがあります。
④ シリーズ・年式
末尾のアルファベットでシリーズやモデルチェンジ区分を示します。
馬力(HP)と能力の関係
業務用エアコンでは「〇馬力」という表現がよく使われます。
| 馬力 | 目安面積(店舗) |
|---|---|
| 1.5馬力 | 約10~15㎡ |
| 3馬力 | 約30~45㎡ |
| 5馬力 | 約60~80㎡ |
※天井高や用途によって異なります。
型番に含まれる数値を見ることで、おおよその能力が判断できます。
よくある間違い
■ 室内機と室外機の型番を混同
業務用エアコンは室内機・室外機で型番が異なります。
見積りや修理依頼時は両方の確認が必要です。
■ リモコン型番だけ伝えてしまう
リモコンの品番では本体特定はできません。
■ 一部の数字だけ伝える
正確な形式(ハイフン含む)を伝えましょう。
年式の確認方法
型番そのものに年式が直接書かれていない場合もあります。
確認方法:
- 銘板にある「製造年月」
- 製造番号から判別
- メーカー問い合わせ
耐用年数は約10~15年が目安です。
冷媒ガスの種類も重要
近年はR410AやR32など、冷媒が変更されています。
古い機種ではR22が使われている場合もありますが、現在は製造終了しています。
型番から冷媒区分を判断できるケースもあるため、更新計画の際は必ず確認しましょう。
更新時に型番が役立つ理由
- 既存配管が再利用できるか
- 電源容量が適切か
- ブレーカー容量が足りているか
- 室外機重量がどの程度か
これらは型番情報から事前判断が可能です。
メーカー別の特徴
各メーカーで型番構成は異なりますが、基本構造は似ています。
- 能力区分
- 電源区分
- シリーズ記号
- モデルチェンジ記号
専門業者であれば型番を見るだけで概要を把握できます。
型番確認のチェックリスト
☑ 室内機の型番
☑ 室外機の型番
☑ 製造年月
☑ 電源(三相 or 単相)
☑ 馬力(能力)
これらを控えておくと、スムーズな見積りが可能です。
まとめ|型番理解がトラブル回避につながる
業務用エアコンの型番は、単なる記号の羅列ではありません。
そこには、
- 能力
- 電源仕様
- シリーズ情報
- 冷媒区分
といった重要な情報が詰まっています。
正しく理解することで、
✔ 無駄な見積りミスを防ぐ
✔ 修理対応がスムーズになる
✔ 更新計画が立てやすくなる
といったメリットがあります。
入替や修理を検討している方は、まず型番の確認から始めましょう。

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