― 故障原因TOP5を現場データから解説 ―
冬本番になると急増するのが、
「エアコンが暖まらない」「突然止まった」といった修理依頼です。
特に2025年の冬は、
- 急激な冷え込み
- 電気代高騰による使い方の変化
- 設置から10年以上経過した機種の増加
といった背景から、
エアコン修理の相談が例年以上に増えています。
本記事では、空調工事・修理現場で実際に多かった
2025年冬のエアコン修理依頼 故障原因TOP5をランキング形式で解説します。
事前に知っておくことで、突然の故障を防ぐヒントにもなります。
第1位:室外機トラブル(霜付き・凍結・動作不良)
2025年冬、最も多かった修理依頼が
室外機に関するトラブルです。
主な症状
- 暖房運転なのに冷たい風しか出ない
- 室外機が動いたり止まったりする
- 霜取り運転が頻発する
原因
- 低外気温による霜付き
- 室外機周辺の積雪・落ち葉
- 設置環境の通気不良
特に寒冷地や北向き設置では、
霜取り運転が追いつかず暖房能力が低下するケースが目立ちました。
第2位:基板(制御基板)の故障
次に多いのが、
エアコンの頭脳とも言える基板故障です。
主な症状
- 電源が入らない
- ランプが点滅する
- リモコン操作を受け付けない
冬場は暖房運転による
電流負荷が大きくなるため、
経年劣化した基板にトラブルが出やすくなります。
基板交換は修理費用が高くなりやすいため、
10年以上使用している機種では買い替え判断が必要になることもあります。
第3位:圧縮機(コンプレッサー)の不具合
業務用・長期使用機に多いのが、
圧縮機トラブルです。
主な症状
- 運転音はするが暖まらない
- 室外機がすぐ停止する
- ブレーカーが落ちる
圧縮機はエアコンの心臓部であり、
故障すると修理費用が高額になりがちです。
2025年冬は、
暖房をフル稼働させた結果、限界を迎えた機器が多く見られました。
第4位:冷媒不足・冷媒漏れ
「エアコンは動いているのに暖かくならない」
という相談で多かったのが、冷媒関連トラブルです。
原因
- 配管接続部の微量漏れ
- 経年による劣化
- 過去の施工不良
冷媒不足は、
夏は冷えにくい程度で気づかれず、冬に一気に症状が出る
というケースが非常に多いです。
第5位:フィルター・内部汚れによる能力低下
意外に多いのが、
故障ではなく「汚れ」が原因のケースです。
主な影響
- 風量低下
- 霜取り運転の増加
- 電気代の上昇
特に暖房は、
汚れによる影響が夏よりも顕著に現れます。
「故障だと思ったら清掃で改善した」
という事例も少なくありません。
冬の修理依頼を減らすための予防ポイント
2025年冬の傾向から見えてきた、
事前にできる対策をまとめます。
- 冬前にフィルター清掃
- 室外機周辺の除雪・整理
- 異音・異臭は早めに点検
- 10年以上使用なら更新検討
「壊れてから呼ぶ」より、
「壊れる前に点検」が結果的にコストを抑えます。
まとめ|2025年冬は“経年劣化”がキーワード
2025年冬のエアコン修理依頼を振り返ると、
多くのトラブルは突然ではなく、予兆があったものです。
- 室外機トラブル
- 基板・圧縮機の劣化
- 冷媒関連不良
これらは、
使い方と事前対策で回避できる可能性があります。
冬のピーク時は修理待ちも発生しやすいため、
早めの点検・相談が安心につながります。


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