エアコン選びでよく目にする「インバーター」「ノンインバーター」という言葉。
なんとなく“インバーターの方が省エネ”というイメージはあるものの、具体的な違いを理解している方は意外と少ないかもしれません。
この記事では、仕組み・電気代・快適性・価格差・おすすめの選び方まで分かりやすく解説します。
① インバーターとは?
インバーター式エアコンは、コンプレッサーの回転数を自動で細かく調整できるタイプです。
室温に合わせて出力を強くしたり弱くしたりするため、必要な分だけ運転します。
特徴
- 温度を一定に保ちやすい
- 無駄な電力を使わない
- 運転音が比較的静か
- 省エネ性能が高い
現在販売されている家庭用エアコンの多くはインバーター式です。
② ノンインバーターとは?
ノンインバーター式は、ON(全力運転)かOFF(停止)かの二択運転が基本です。
設定温度に達するまでフルパワーで運転し、到達すると停止。
温度が上がるとまた全力運転、という仕組みです。
特徴
- 構造が比較的シンプル
- 本体価格が安い
- 電気代はやや高め
- 温度変化が大きい
最近は家庭用ではほとんど見かけなくなり、主に低価格帯やスポット用途で使われます。
③ 一番の違いは「電気代」
大きな違いは消費電力のコントロールです。
🔹 インバーター
必要な分だけ出力調整 → 無駄な電力が少ない
🔹 ノンインバーター
常に最大出力 → 停止 → 最大出力の繰り返し
特に長時間使用する場合、インバーターの方が電気代は安くなる傾向があります。
④ 快適性の違い
インバーター
- 温度の上下が少ない
- 風が穏やか
- 静音性が高い
ノンインバーター
- 冷えすぎ/暑くなりすぎが起こりやすい
- 運転音がやや大きい
寝室やリビングにはインバーター式が向いています。
⑤ 本体価格の違い
| 種類 | 本体価格 |
|---|---|
| インバーター | やや高め |
| ノンインバーター | 安価 |
ただし、長期的に見ると電気代の差でインバーターの方がトータルコストは安くなるケースが多いです。
⑥ どんな人におすすめ?
インバーターがおすすめな人
- 毎日長時間使う
- 電気代を抑えたい
- 快適性を重視
- 寝室や子供部屋で使う
ノンインバーターがおすすめな人
- 使用時間が短い
- 倉庫や物置など一時的な冷房
- 初期費用を抑えたい
⑦ 業務用エアコンはどう?
現在の業務用エアコンもほぼインバーター制御です。
例えば ダイキン工業 や 三菱電機 の機種は高効率インバーター制御を採用しています。
店舗やオフィスでは電気代削減効果が非常に大きいため、インバーターは必須といえるでしょう。
⑧ まとめ:今選ぶならインバーターが基本
現在の家庭用エアコン市場では、ほぼインバーターが主流です。
ノンインバーターは初期費用こそ安いものの、
- 電気代が高くなりやすい
- 快適性が劣る
というデメリットがあります。
特別な用途でなければ、基本的にはインバーター式を選ぶのがおすすめです。


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