(群馬県・埼玉県で長く快適に使うためのポイント)
「まだ5年しか使っていないのに、冷えが悪い」「風が出るけど温まらない」
そんな声を現場でよく耳にします。
実は、エアコンの寿命は「使用年数」だけで決まるものではありません。
使い方ひとつで寿命が半分以下になることもあるのです。
この記事では、群馬県・埼玉県で多くの現場を経験してきた空調のプロが、
実際に見てきた「エアコン寿命を縮める意外な使い方」を5つ紹介します。
■ エアコンの平均寿命は約10年。でも実際は…
一般的に家庭用エアコンの寿命は約10年、業務用は13〜15年と言われます。
しかし、現場では7〜8年で不具合が発生するケースも珍しくありません。
原因の多くは「設置環境」や「使用習慣」にあります。
つまり、間違った使い方をしていると寿命が早まるのです。
■ プロが見た!寿命を縮める意外な使い方5選
① フィルター掃除を半年以上放置している
最も多いトラブルがこれです。
フィルターがホコリで詰まると、
- 風量が弱くなる
- 熱交換がうまくできない
- コンプレッサーに負荷がかかる
結果として、電気代が上がるうえに寿命が短くなるという悪循環に陥ります。
特に群馬・埼玉は空気が乾燥しやすく、ホコリが舞いやすい地域。
最低でも2ヶ月に1回はフィルターを掃除しましょう。
② 室外機のまわりに物を置いている
「庭の隅にあるから大丈夫」と思っていませんか?
室外機は、エアコンの“心臓部”であるコンプレッサーを冷やす重要な装置です。
風通しが悪いと排熱ができず、内部温度が上昇。
その結果、モーターが過熱して寿命を縮める原因になります。
✅ ポイント:
- 室外機の前後30cm以上は空ける
- 落ち葉・植木鉢・雪の吹きだまりを避ける
冬場の降雪や霜も注意が必要です。群馬北部や埼玉の秩父地域では特に室外機カバーの設置をおすすめします。
③ 夏だけでなく“冬の暖房”もフル稼働
近年は冬でもエアコン暖房を使う家庭やオフィスが増えています。
しかし、暖房運転は冷房よりもコンプレッサーに負担がかかります。
特に外気温が0℃近くまで下がる群馬・埼玉では、霜取り運転が頻発。
この際、室外機が高負荷状態で動くため、寿命が短くなる傾向があります。
対策として、サーキュレーターを併用し、設定温度を1〜2℃下げると負担を軽減できます。
④ こまめなON/OFFを繰り返す
「節電のために、部屋を出るたびに電源を切る」
実はこの行為、エアコンにとって逆効果です。
起動時はコンプレッサーが最大出力で稼働するため、
頻繁なON/OFFは負荷が蓄積し、寿命を縮めます。
おすすめは、自動運転モードでの継続稼働。
室温が安定することで無駄な起動が減り、電気代も結果的に安くなります。
⑤ 定期点検を受けていない
「まだ動くから大丈夫」と思っていても、
内部ではガス漏れ・ドレン詰まり・基板劣化が進行しているケースがあります。
業務用エアコンでは、年1回以上の定期点検が推奨されています。
家庭用でも、5年以上経過したらプロの点検を受けることで、
早期の不具合発見や部品交換で寿命を延ばせます。
特に、群馬・埼玉のような寒暖差の大きい地域では、
配管・パッキンの膨張収縮によるガス漏れが起こりやすいため注意が必要です。
■ エアコンを長持ちさせるプロのメンテナンステクニック
現場で実際に行っている「寿命を延ばす方法」も紹介します。
- フィルターだけでなく熱交換器(フィン)清掃を年1回実施
- 室外機周辺を日陰または屋根付きにする
- 室内機のドレンホースを年1回水で洗浄
- 室外機のネジ・固定金具を冬前に点検
これらを行うだけで、10年→13年以上使えるケースも珍しくありません。
■ 群馬・埼玉エリアでのエアコン使用の注意点
群馬県(高崎・前橋)や埼玉県(熊谷・本庄)は、
- 夏の猛暑
- 冬の冷え込み
どちらも極端な地域です。
このような環境では、
冷暖房の両シーズンで酷使される=劣化スピードが速いという傾向があります。
したがって、
「設置から10年を超えたらそろそろ交換を検討」
「異音やにおいが出たら早めに点検」
といった意識が大切です。
■ まとめ:正しい使い方で“10年超え”も可能!
エアコンは「使い方しだい」で寿命が決まります。
節電を意識するあまり、
- 頻繁なON/OFF
- 加湿・換気不足
- 掃除の怠り
といった使い方をしていると、逆に寿命を縮めてしまいます。
一方で、正しい知識と定期メンテナンスを行えば、
10年以上快適に稼働するエアコンも珍しくありません。
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