エアコン会社が教える「やってはいけない」使い方
「去年より電気代が高い気がする」
「エアコンを節約しているつもりなのに、なぜか請求額が下がらない」
こうしたご相談は、エアコン会社として非常によく受けます。
実は、多くのご家庭で“良かれと思ってやっている使い方”が、逆に電気代を押し上げているケースが少なくありません。
この記事では、
電気代が高くなるエアコンの使い方ワースト5を、
現場で見てきた実例をもとに解説します。
ワースト1|こまめに電源をON・OFFする
「使わない時は消した方が節約になる」
一見正しそうですが、エアコンでは逆効果になることがあります。
なぜ電気代が上がる?
エアコンは起動時に最も電力を使う家電です。
- 冷房・暖房の立ち上げ
- 室温を一気に変える運転
これを何度も繰り返すと、
結果的につけっぱなしより電気代が高くなることがあります。
対策
- 外出が30分〜1時間以内 → つけっぱなし
- 長時間不在 → OFF
使い分けが重要です。
ワースト2|風量を「弱」に固定する
「弱風=省エネ」と思われがちですが、
これもよくある誤解です。
なぜダメ?
- 冷暖房が部屋に行き渡らない
- 設定温度に達するまで時間がかかる
- 結果的に運転時間が長くなる
対策
👉 風量は「自動」一択
自動運転は、
最短・最小電力で設定温度に近づける制御になっています。
ワースト3|フィルター掃除をしていない
これは電気代悪化の定番原因です。
フィルターが汚れると…
- 空気の吸い込み量が低下
- エアコンがフル稼働
- 消費電力アップ
実際、フィルター詰まりだけで
10〜20%以上電気代が上がることもあります。
対策
- 2週間〜1ヶ月に1回
- 掃除機 or 水洗い
これだけで効果は十分です。
ワースト4|設定温度を極端にする
- 冷房:22℃以下
- 暖房:26℃以上
このような設定は、
エアコンに大きな負担をかけます。
なぜ電気代が上がる?
- 設定温度に到達しない
- 常に強運転状態
- 効率が最も悪い運転になる
対策
- 冷房:27〜28℃
- 暖房:20〜22℃
+ サーキュレーター併用が効果的です。
ワースト5|室外機の環境を放置している
意外と見落とされがちなのが室外機です。
よくあるNG例
- 直射日光が当たる
- 物が周囲を塞いでいる
- 落ち葉・埃が溜まっている
室外機が正常に熱交換できないと、
電気代は確実に上がります。
対策
- 前後左右に十分な空間を確保
- 夏は直射日光を避ける
- 定期的に周囲を確認
エアコン会社が伝えたい本当の節電ポイント
電気代を下げる最大のコツは、
**我慢ではなく「効率よく使うこと」**です。
- 自動運転を活用
- 空気を循環させる
- 定期的なメンテナンス
これらを意識するだけで、
快適さを保ちながら電気代を抑えられます。
実は多い「機種・設置ミス」が原因のケース
どんなに使い方を工夫しても、
- 部屋に対して能力不足
- 設置位置が悪い
- 10年以上前の機種
こうした場合、
電気代が下がりにくいのも事実です。
使い方だけでなく、
機器・設置・環境の見直しも重要です。
まとめ|ワーストを知れば、節電は難しくない
電気代が高くなる原因の多くは、
ちょっとした使い方の積み重ねです。
- こまめなON・OFF
- 弱風固定
- 掃除不足
これらをやめるだけでも、
電気代は確実に変わります。
エアコンは、
正しく使えば、実はとても効率の良い家電です。
「電気代が気になる」と感じたら、
まずは今回紹介したワースト5をチェックしてみてください。

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