引っ越しをするとき、「今使っているエアコンを新居へ持っていくべきか」「新しいエアコンに買い替えるべきか」で悩む方は多いのではないでしょうか。
「まだ使えるから移設したほうが安い」「せっかくなら新しいエアコンを購入したい」など、それぞれにメリットがあります。
しかし、引っ越し時のエアコンについては、単純に移設費用と新品の購入費用だけで判断するのはおすすめできません。
エアコンの年式や使用状況、新居の環境、配管の状態などによっては、移設するより買い替えたほうがよい場合もあります。
今回は、引っ越し時にエアコンを移設するか、買い替えるかを判断するためのポイントをご紹介します。
まず確認したいのはエアコンの使用年数
移設を検討するときに、まず確認したいのがエアコンを使用している年数です。
比較的新しいエアコンで、冷暖房の効きにも問題がなく、これまで大きな故障がない場合は、移設を検討しやすいでしょう。
一方、長年使用しているエアコンの場合は注意が必要です。
現在は問題なく動いていても、引っ越し後に故障する可能性があります。
エアコンを取り外して運搬し、新居で再設置するためには工事費用がかかります。その後、短期間で故障して買い替えが必要になると、移設費用が無駄になってしまう可能性もあります。
「まだ動くから」という理由だけではなく、今後どのくらい使用できそうかを考えることが大切です。
移設には取り外しと取り付けの両方が必要
エアコンの移設では、現在の住まいでエアコンを取り外し、新居へ運搬し、再び取り付ける必要があります。
そのため、単純な「取り付け工事」とは異なります。
取り外し作業では、冷媒を適切に回収する作業が必要になります。また、新居では室内機と室外機を設置し、配管を接続して、正常に使用できる状態に戻します。
設置環境によっては、標準工事以外の作業が必要になることもあります。
例えば、室外機の設置場所が特殊な場合、配管を延長する必要がある場合、新しく壁に穴を開ける必要がある場合などです。
引っ越し前の住まいと新居では、建物の構造が異なるため、同じように設置できるとは限りません。
今まで使っていた配管はそのまま使える?
エアコンを移設するとき、「今使っている配管もそのまま使える」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、配管の状態によっては交換が必要になる場合があります。
長期間使用した配管は、傷みや劣化が進んでいることがあります。また、取り外す際の状態や、新居で必要となる配管の長さによっても判断が変わります。
新居の設置場所までの距離が長い場合は、既存の配管だけでは足りないこともあります。
また、エアコンの機種や冷媒の種類などによって、使用する配管に条件がある場合もあります。
移設工事では、エアコン本体だけではなく、配管や電線、ドレンホースなどの状態も確認することが大切です。
新居の部屋に能力が合っているか
今までの住まいでは問題なく使用できていたエアコンでも、新居では能力が合わないことがあります。
例えば、以前より部屋が広くなった場合や、天井が高くなった場合、大きな窓がある場合などは、必要な冷暖房能力が変わることがあります。
逆に、小さな部屋へ移設する場合は、エアコンの能力が大きすぎるケースもあります。
エアコンは、部屋の広さだけでなく、日当たり、建物の断熱性能、地域の気候なども考慮して選ぶことが重要です。
引っ越しを機に、現在使用しているエアコンが新居に本当に合っているのか確認してみることをおすすめします。
室外機の設置場所も重要
新居でエアコンを設置するときは、室内機だけではなく室外機の設置場所も確認する必要があります。
ベランダや地面に設置できる場合もありますが、建物によっては壁面、屋根、天吊りなど、特殊な設置方法が必要になることもあります。
また、室外機の周囲に十分なスペースがないと、空気の流れが悪くなり、エアコンの効率に影響する可能性があります。
移設前には、「室内機をどこに付けるか」だけではなく、「室外機をどこに設置するか」まで確認することが大切です。
移設がおすすめの場合とは?
比較的新しいエアコンで、現在も問題なく使用できている場合は、移設が選択肢になります。
また、新居の部屋の広さや設置環境が現在のエアコンに合っている場合も、移設しやすいでしょう。
お気に入りの機種をそのまま使いたい場合や、購入してからまだ年数が経っていない場合にも、移設を検討する価値があります。
ただし、実際に移設できるかどうかは、現在のエアコンの状態と新居の設置環境を確認して判断する必要があります。
買い替えがおすすめの場合とは?
長年使用しているエアコンや、以前から効きが悪い、異音がするなどの症状がある場合は、買い替えを検討することがおすすめです。
また、新居の部屋の広さに能力が合わない場合も、新しい環境に合わせて選び直したほうが快適に使用できる可能性があります。
新しいエアコンに交換することで、省エネ性能が向上し、電気代の見直しにつながる場合もあります。
引っ越しは、生活環境が大きく変わるタイミングです。
「今まで使っていたから」という理由だけではなく、新居での使用環境に合わせて空調設備を考えることが重要です。
費用だけではなく「これから何年使うか」で考える
引っ越し時のエアコンは、目先の費用だけで判断するのではなく、今後何年使用する予定なのかを考えることが大切です。
移設費用をかけても長期間使用できるエアコンであれば、移設するメリットがあります。
一方、移設後すぐに故障する可能性が高い場合は、買い替えたほうが結果的に安心できることもあります。
また、新居の環境に合わないエアコンを無理に使用すると、冷暖房効率が悪くなり、快適性や電気代にも影響する可能性があります。
引っ越しは、エアコンの状態や設置方法を見直すよいタイミングでもあります。
引っ越し前に専門業者へ相談することがおすすめ
エアコンの移設は、取り外して運ぶだけではありません。
新居の設置環境、配管の状態、室外機の設置場所、エアコンの年式など、確認するポイントが多くあります。
そのため、引っ越し直前になって慌てて決めるのではなく、できるだけ早めに専門業者へ相談することがおすすめです。
URBAN空工では、エアコンの取り外し、移設工事、新しいエアコンへの入れ替え、配管工事など、さまざまな空調工事に対応しています。
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